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国家と企業と銀行の関係


金融資本とは、銀行資本が産業資本と結合して、

経済を独占的に支配する資本形態のことをいいます。

銀行資本は、いわば口座の中のバーチャルな数字です。

それ自体が何か実質的な富を生み出すわけではありません。

銀行資本は産業資本と結合することにより、始めて実質的な富を手に入れることができます。




◇銀行と企業の力関係

どんな事業をおこなうにしても、まずは資本=おカネが必要となります。

自己資本を持っているお金持ち以外は、銀行から融資を受けるか、株券を発行するか、

債権を発行するか、いずれにしても金融機関を通さなければなりません。
銀行から融資を受ければ、銀行は企業の債権者となります。

その経営状態を把握することもできますし、

その状態がよくなければ経営について口をはさむ権利があります。

つまり、力関係を図式にすれば、銀行>企業となります。

また、私たちのお金は、銀行に預けると“金融資産”となります。

銀行は、預かったその金融資産の“運用権”を持ちます。

その金融資産を運用するため、銀行は“株券”を購入します。

券は企業の所有権ですから、銀行は企業の所有権を持つことになります。

つまり、ここでも銀行>企業という関係になります。




◇国家と企業の力関係

続いて国家と企業の関係についてみてみましょう。

国家の収入は“税金”から得ることになっています。

税金がなければ国家経営が成り立ちません。

その税金は、所得税にしても消費税にしても物品税にしても、

企業が営利活動をおこなうからこそ得ることができるものです。
また、政治家レベルで考えみても、政治活動および選挙活動には“おカネ”が必要です。

これもよほどのお金持ちでもない限り“献金”がなければ成り立ちません。

の献金も企業が営利活動をおこなうからこそ得ることができるものです。

要するに、国家は企業が利益を出さなければ運営ができない

“経済的に依存している存在”ですから、

国家は企業が利益を出しやすい環境を整えなければならなくなります。

つまり、力関係から言えば、企業>国家となります。




◇世界を支配する国際金融資本

こう考えてみると三者の力関係は銀行>企業>国家となります。
法律的な見地からみれば、国家が銀行や企業の存在を認め、

その営利活動を許しているからこそ銀行も企業も成り立っているのですが、

国家が経済の分野を民間に委ねてしまっているので、

建前としては国家が最高位にいても、実質的には銀行や企業の方が上位に位置してしまいます。

つまり、貨幣経済社会においては、お金を持ち、それを操作できる力(=金融力)を持つ者が

最も強大な権力を持つことになるのです。

世界中に金融資本の閨閥を張りめぐらし、最も強大な金融力を持つ一族、

それがロスチャイルドなのです。

ロスチャイルド家またはその代理人によって育てられた政治家は枚挙に遑がありません。
著名な例を挙げれば-

  • 英雄ナポレオン
  • 鉄血宰相ビスマルク
  • 大英国主義者ベンジャミン・ディズレーリ
  • 南アフリカの帝王セシル・ローズ
  • 円卓会議グループの創始者アルフレッド・ミルナー
  • ボリシェヴィキ指導者ウラジーミル・レーニン
  • 永続革命論者レフ・トロツキー
  • 第一次大戦時の英国首相ロイド・ジョージ
  • 第一次大戦時とFRB創設時の米国大統領ウッドロー・ウィルソン
  • 第一次大戦時のフランス首相ジョルジュ・クレマンソー
  • 第二次大戦時の米国大統領フランクリン・ルーズベルト
  • 第二次大戦時の英国首相ウィンストン・チャーチル
  • 独裁者ヨシフ・スターリン
  • etc.




◇地球はロスチャイルド家を中心に回っている

彼らが為政者を操るために用いるのは、古来から使われるシンプルかつ効果的な方法、

すなわち“金”か“女”か“地位”という報酬を与えるという方法。
そうして“ある目的”に向けて、事件や革命、戦争を巻き起こしてきました。

以下は、ロスチャイルド一族が関わった歴史的な重大事件の代表例です。

  • フランス革命
  • 南北戦争
  • 第一次世界大戦
  • ボルシェビキ革命
  • 世界大恐慌
  • ナチスドイツの出現
  • 第二次世界大戦
  • イスラエルの建国
  • 米ソ冷戦
  • シオニズムとイスラム世界の衝突

まさにフランス革命以降、

地球はロスチャイルド家を中心に回ってきたと言っても過言でないかもしれません。

「金を支配する者が国家を支配する」
ジェームズ・ガーフィールド第20代米国大統領(イルミナティ幹部)